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■ ルール1 駅に降り立つということ |
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JR宗谷本線 糠南駅 |
列車が駅に到着し、ドアが開くなりホームに足をつけ、素早くまた同じ列車に乗り込む。これは「下車」と言えるか。 答えは否。
もっともこれは私自身に課した取り決めであり、これを「下車」と認めない根拠はどこにもない。しかしせっかく駅に降りるのだから、一列車見送るなどしてその駅をじっくり観察してみたい。駅を訪れることが目的なのだから、一定の滞在時間がとれなければ意味がない。第一それでは駅に失礼ではないか。
なかには降りてみて後悔する駅もあるかもしれない。けれどもそれはそれで構わない。なぜならそのことを確認するために降りるのだから。
まずは駅に降りてみる。すべての基本はここから始まる。 |
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■ ルール2 乗り降りは列車で |
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関東鉄道 寺原駅 |
そもそも駅とは、列車が停まって人が乗り降りして初めて駅の機能が果たせるわけだから、駅の訪問は車やバイクなどではなく、必ず列車を使うことにこだわりたい。列車からホームに一歩を踏み出す何ともいえぬ心地よさ、あるいは列車が来たことによって駅に別れを告げなければならなくなる寂しさ。限られた時間に展開されるこの一連の動作があってこそ駅めぐりは価値があると言いたい。
幹線ならいざ知らず、本数の少ないローカル線においてまで列車で駅を回るのは、至難の業かもしれないが、そんな苦労を克服していくことも駅めぐりの醍醐味のひとつだと思っている。
時間になれば必ず列車はやって来るのだから。 |
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■ ルール3 一つの会社で、一つの駅 |
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横浜市交通局 横浜駅 |
駅の名前は同じでも、鉄道会社によってその乗り場は遠く離れている場合が少なくない。横浜を例にとれば、JRの他に、京急や東急、相鉄などが乗り入れているが、それぞれ乗り場は離れていて、各々独特の雰囲気を持っている。
横浜はすでにJRで降りているが、だからと言ってこれらの駅を無視してしまうのは、何とも後味が悪い。それならば全部降りてしまった方がすっきりする。
迷った末の結論は、同じ駅であっても会社が別なら駅も別、ということに落ち着いた。例えばいくつもの路線が入り組んでいる大手町の場合、鉄道会社は営団と都営の二つしかないので、それぞれの列車で一回ずつ計二回降りればいいことになる。
納得がいかないと言われるかもしれないが、もともと駅めぐりのやり方にルールなどないのだから、自分で作ったルールに従うしかないのだ。 |

京浜急行電鉄 横浜駅 |
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■ ルール4 下車の対象となる駅、ならない駅 |
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御岳登山鉄道 滝本駅 |
列車を使って乗り降りしなければならないのだから、それができない貨物駅や休止中の駅あるいは信号場などはその対象から外される。また、鉄道事業であっても、索道(ロープウェイ、リフト)の駅は除外した。通常「乗りつぶし」においても、索道を除くことが暗黙の了解となっているし、第一スキー場に無数にあるリフトをすべて乗り降りすることなどとても現実的とはいえず、またこれらはいわゆる「鉄道の駅」としての概念からかけ離れているように思えるからだ。
鉄道の駅というものを広義に解釈すると歯止めがきかなくなってしまうので、どこかにボーダーラインを引かざるを得なくなる。よって私も、運輸省鉄道局監修「鉄道要覧」をテキストに、降りるべき駅の範囲を「索道を除く全路線の駅」と決めた。 |
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