2001 2 13(火)    曇りのち晴れ

 ◆◆◆ 東京多摩地区の空中散歩 ◆◆◆ 



殺風景な感じの黒川駅前 宅地開発はまだまだこれからのようだ

東京近辺の駅めぐりは、思いついた時に気軽に出かけられるのがいい。簡単に日帰りできるため着替えや洗面用具などは必要なく、荷物を最小限度におさえられるのも魅力だ。最近少し出足が鈍っていたことでもあるし、今日はある程度まとめて降りて来ようと思っている。まずは小田急線で新百合ヶ丘へ出て、多摩線の消化にかかる。小田原線、江ノ島線、そして多摩線の3つの路線から成る小田急電鉄だが、小田原線と江ノ島線は去年すでに全駅片づけてあるので、残るはこの多摩線だけとなっている。小田原線を懸命に降りまくったのはほんの3ヵ月前のことなのだが、随分昔のことのようにも思えてくる。



終点の唐木田はしゃれた造りでモダンな感じがする

公団が開発した多摩ニュータウンのアクセスとして建設された小田急多摩線は、昭和49年の開業とかなり新しく、昭和の初期に開通した他の2路線に比べると、宅地開発はまだまだこれからといったところが目立つ。新しい駅のため近代的な設備が整い、今後の発展が期待されるところだ。わずか6駅しかないのであっという間に終わったが、これで小田急電鉄は全駅終了し、東京の大手私鉄としては、京王、東急、京成、京急に続き、5番目の大物制覇となった。降りている最中は、ばかばかしいと思うこともしばしばだが、達成の瞬間を迎えたこの爽快感は、やっぱり病み付きになる。



多摩センターの駅前の空間にはまだ建物がほとんどない

多摩線終点の一つ手前、小田急多摩センターからは、多摩地区を南北に貫く多摩都市モノレールが接続していて、モノレールの駅とは歩道橋のような通路で結ばれている。こちらは昨年1月の開業とまだできたばかりで、駅前の広場は空き地が広がるばかりだが、やがてはビルが林立し、駅もその中に埋もれることになるのだろう。駅で850円の一日乗車券を購入し、引き続きモノレールの駅制覇へと繰り出す。駅は全部で19あり、初乗り運賃は200円と結構高いので、この一日乗車券の存在はとても有難い。一回一回切符を買い直すことを考えると、あまりの安さに申し訳ないとさえ思えてくるほどだ。



松が谷のコンコース 洒落たデザインが目を引く

通常の鉄道と違い、一本のレールにまたがって走るため、車窓をさえぎるものがなく、眺望は大変いい。窓下に見えるのは路盤ではなく、車や人の頭だったりするところが面白い。町並みを見下ろし、ビルの谷間を抜けていく様子は、まるで空中をさまよい歩いているようだ。だが駅めぐりとなると、これはあまり面白くない。出会う駅はどれもこれも同じような形をしているし、おまけにコンコースはまるでイベント会場のホールのようで、あまり駅という感じがしないからだ。2つか3つ程度なら、却って新鮮な感じがするかもしれないが、19駅連続となると、さすがに食傷気味となり、いちいち降りなければならないことが、だんだん億劫になってくる。



北側終点の上北台 レールはここで途切れている

とはいえ、列車は10分間隔でやって来るので、進むテンポは速い。単純に乗り降りを繰り返すばかりだが、徐々にゴールが近づいて来る面白さは結構快感だったりする。終点の上北台に着いたのは、まだ昼を回ったばかりで、終わってみれば、少々あっけなかった気もする。レールはここでぷっつりと途切れているが、この先箱根ヶ崎まで延びる計画があるので、近い将来またやって来ることになるかもしれない。今日の成果は小田急も加えて25駅。一日で40駅以上も降りたことのあるピークの時には及ばないが、ここしばらく一ケタの日が続いただけに、久々に手応えを感じた一日となった。

 

この日の乗下車駅

小田急電鉄
・五月台
・栗平
・黒川
・小田急永山
・唐木田
・小田急多摩
     センター
多摩都市
   モノレール

・多摩センター
・松が谷
・大塚・帝京大学
・中央大学・明星
        大学
・多摩動物公園
・程久保
・高幡不動
・万願寺
・甲州街道
・柴崎体育館
・立川南
・立川北
・高松
・立飛
・泉体育館
・砂川七番
・玉川上水
・桜街道
・上北台


         
2月4日

2月25日