2001 3 13 (火)
晴れ |
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◆◆◆ 地下鉄だけはどうにも苦手 ◆◆◆ |
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ホームに降りるだけでは外の様子は分からない 原にて |
味気ないと思われがちな都市部の駅めぐりにもそれなりの面白さはある。面倒くさそうな路面電車の駅めぐりも、やってみると結構楽しめるものだ。だが地下鉄の駅だけは、どうにも娯楽というカテゴリーからはかけ離れているように思えてならない。これまでもちょくちょく営団や都営地下鉄の駅を回ってみたのだが、全然楽しくないのだ。だが鉄道の駅である以上避けて通ることはできず、少しずつでも片づけていかなければ、いつまでも前へは進めない。この際ドカッとやっつけてしまおうと、さしあたり名古屋の地下鉄に的を絞り、臨時列車の「大垣夜行」に乗り込み、未明の名古屋へとやって来た。 |
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地下鉄とはいえ地下ばかり走るとは限らない 藤ヶ丘にて |
北は札幌から南の福岡まで、全国には9つの都市に地下鉄が走っているが、名古屋の地下鉄は、路線の規模において、東京、大阪に次ぐ全長75キロあまりを有する大世帯で、駅の数は76に達する。一日で全部を片づけるのはとても不可能なことで、かなり手強い相手だ。初乗り運賃は200円と高いが、740円で一日券を売っているのでこれは問題にならない。どこから手を付けようか迷うが、とりあえず東山線の終点、藤ヶ丘まで出て、そこから行き当たりばったりで片づけていくことにした。なお、名古屋から乗った時点では、まだ暗くて写真を撮らなかったので今回はカウントせずに、名古屋に関しては、また改めて降りることにする。 |
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改札や切符売場も地下にある駅が大半 東山公園にて |
東山線は終点付近から地上に顔を出すため、藤ヶ丘、本郷、上社と進むうちは、通常の都市部の駅めぐりという感覚で特に違和感はなかったのだが、四つ目の一社から地下にもぐると、それからの駅めぐりは実に味気ないものとなった。景色が見えないため、地上へ出てみるまではどのような所なのか見当もつかず、まあそれはまた楽しみともいえるのだが、たいていは道路に入口の穴が開いているだけで、ちっとも面白くはない。それでも多少の期待はいだいて地上まで上がってみるので、なおさらがっかりしてしまう。地下にある駅舎も無味乾燥としたものばかりで、さすがにこんなのばかりが延々と続くとあっては、いくら何でもうんざりしてしまう。 |
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外に出てみてもあまり面白いものではない 瑞穂区役所にて |
おまけにやたらと階段が多く、エスカレーターはあってもたいてい途中までで、地上まで階段を使わずに出られる駅はほとんどない。降りるたびに何度も階段の昇り降りを繰り返すのはかなり体力的にはハードで、20駅くらい過ぎると、だんだん足が上がらなくなってくる。少し休めばいいようなものの、一日券で回っていることが災いし、ついつい先へ先へと急いでしまう。駅の印象など全然記憶に残らなくなり、もはや意地だけで突っ走っているようなものだ。だが降りても降りてもきりがなく、まさに出口のないトンネルをさまよい歩くような虚しさに、とうとう30駅目にして力尽きてしまった。
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できればもう少し個性がほしいところ 伝馬町にて |
通常は日没ぎりぎりまで粘るのだが、今度ばかりはどうにも限界を感じてしまい、早くも3時には引き上げてしまう。あと10駅は回れる計算だが、これ以上無理しても面白いわけがなく、一日券のモトは十分に取ったのでまた出直すことにする。今までガムシャラに飛ばすことばかり考えていたが、こんな調子では何のための駅めぐりか分からなくなってくる。確かに記録達成への執念はあるが、もともとは一つの旅のスタイルとして始めたことなので、やはり楽しくなければ意味がない。今後は数ばかりにとらわれず、もっとゆとりを持った回り方に変えようと思う。こんな駅でものんびり回ればきっと充実したものになっただろうから。その分お金はかかるけれど、そのことばかりにこだわるのはもうやめた方がよさそうだ。 |