2001 3 20 (火)
晴れ |
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◆◆◆ 路面電車は命がけ? ◆◆◆ |
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昼の時間帯はすべて新岐阜駅前で折り返しとなる |
ぐずぐずしているうちに、前回の名古屋行きからもう一週間も経ってしまった。「18きっぷ」が使える期間は限られているから、こんなのんきに構えていてはまずい、というわけで、朝一番の東海道線で岐阜へやって来た。市内均一区間が一日中乗り放題となる切符「ワンデーフリーぎふ」を使って、路面電車をやっつけるというのが今日の課題だ。ターゲットとなる駅は20で、このくらいなら昼近くのスタートでも大丈夫だろう。効率性を考えるなら「ムーンライトながら」でやって来るべきところだが、無謀な降り方はこの前の地下鉄で懲りている。駅めぐりを楽しむのなら、この程度に抑えた方が無難だ |
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乗降場は道路にペイントで示されているだけ 金宝町にて |
階段の昇り降りが必要なく、地面にポンと降りるだけで済む手軽さから、気軽に駅めぐりを楽しめるのが路面電車の魅力だ。岡山、豊橋に続き、路面電車も3回目なので、もう要領は分かっているつもりだった。ところがここ名鉄の路面電車においては、これまでとは勝手が違い、そんなに甘いものではなかった。通常路面電車の電停というのは、道路から一段高くなった安全地帯と呼ばれるスペースが確保されていて、電車のホームのようになっているのが普通だが、ここにはそんな設備はなく、ただ道路にペイントで乗り場が示されているだけなのだ。全部が全部こんな具合なので、駅を乗り降りしているという気分にはなれず、これではただ道路に降り立っているという認識しかできない。 |
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この状態で電車を待つのは少々きつい 金園町四丁目にて |
おまけに電車の乗り場は、車が頻繁に行き交う大通りのど真ん中に位置し、乗降場のペイントなどお構いなしに、どんどん車が踏み込んで来る。さらに軌道内も車の通行が認められているため、次々と押し寄せる車に対してまったく逃げ場がないのだ。なかには爆音を轟かせて突っ込んで来る車もあり、危なくて仕方がない。こんな所で電車を待つのは冷汗もので、これでは命がいくつあっても足りない。事故が起きないのが不思議なくらいだ。私などたまたまふらりとやって来ただけだからまだいいようなものの、毎日利用する人にとっては、いつもこんな恐怖にさらされているわけで、それを思うと気の毒に思えてならない。
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市内中心部を抜けるといくぶん交通量も少なくなる 北一色にて |
だがそんな雑踏も市内中心部に限ったことで、郊外まで来ると、いたってのんびりとしたムードに包まれる。美濃町線を進むと、野一色からは道路から分離した専用軌道を走るようになり、駅もちゃんと独立したホームが設けられている。簡素な造りだが、やはりこの方が駅を乗り降りしているという実感が湧く。ただ一日券の範囲は日野橋までなので、そんなに先へは行けず、結局今日は一日の大半が道路の上からの乗り降りになってしまった。駅めぐりとしては、あまり面白いものではなかったけれど、ちょっと変わった体験だったので、いい刺激にはなったと思う。だけど、路面電車は甘く見ない方がいい。 |