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東京でまだこのような光景が見られるのは意外な気がする |
このところ駅めぐりはサボりがちで、なかなか外出する気になれず、どうもスランプに陥ってしまったようだ。階段を昇り下りする煩わしさにその原因があるのかもしれず、ならばその必要のない路面電車でも攻めてみようか、というわけで、都電荒川線を選んでみた。車の通行のじゃまになるとして急速にその姿を消して行った路面電車だが、東京のど真ん中でまだ見られるのは少し意外な気がする。三ノ輪橋−早稲田間12.2キロを約45分かけて結ぶ都電荒川線は、路面電車の中では比較的距離の長い方で、30もの駅を有する。駅間をさっと移動してしまう通常の鉄道とはおもむきが異なり、車内からも町の様子をつぶさに観察できるというのも路面電車の魅力だ。 |
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電車乗り場はバリアフリーを意識した造り 西ヶ原四丁目にて |
通常路面電車の停留場というのは、だいたい高さ20センチ前後の安全地帯が設けられているのが普通だが、ここのは70センチもの高さがあり、安全地帯というより、完全にプラットホームといった感じだ。ホームと電車の床の高さを同じにして、乗り降りの際に段差をなくす配慮をしたためで、道路から直接乗り降りする岐阜の路面電車といい、同じ路面電車でも、会社によってずいぶん違いがある。一概にどちらがいいとはいえないが、少なくとも都電の場合は、ホームから道路までもスロープが設けられていて、車椅子でもそのままスムーズに乗り降りできるので、完全にバリアフリーを意識していることがうかがえる。 |