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翌早朝には京都に着ける。一夜にしてはるか600キロ近くも移動できるのだから、夜行列車は便利だ。しかも「18きっぷ」でそのまま乗れるのだから、申し訳なくさえ思えてくる。あとはそのまま鈍行を乗り継いで、一路東海道を上って行く。3ヵ月余り前、袋井と掛川の間に、新駅愛野が誕生したので帰りついでに降りておく。これでまた、しばらく返上していたJR全駅下車のタイトルを奪回できたわけだが、来月29日には、JR東日本の東北本線上にまた一駅開業するので、今度も束の間のタイトル保持になりそうだ。神戸に地下鉄海岸線が開業したのも記憶に新しく、やはり駅を追いかける旅は永遠に終わらないのかもしれない。けれどもそれは、その分だけ楽しみが増えるということでもあり、結局私にとって幸せなことなのだろう。しかし今はまだそんなことを考える段階ではなく、目の前にある駅をただただ降りて行くだけだ。私鉄駅制覇に限って見れば、やっと3分の1に達したばかりなのだから。 |