2001 11 11(日)    晴れ

 ◆◆◆  電車が空中を駆け抜ける  ◆◆◆ 



葉都市モノレールは、千葉、都賀、千葉みなとの各駅でJR線と接続している

近年になってにわかに増えてきた都市交通として、モノレールが挙げられる。渋滞する道路を見下ろしながら、空中をさっそうと走り抜けて行く様は、空飛ぶ電車とでも呼びたくなるほどで、混雑する都市部の移動が円滑に行なえる画期的な乗り物といえる。千葉市にモノレールが誕生したのは昭和63年のことで、その後徐々に路線を延ばし、現在は18の駅を有する15.2キロの路線にまでなった。今日はこの千葉都市モノレール18駅を制覇するため、「ホリデーパス」を使ってやって来た。駅めぐりとしてはあまり面白くない部類に属するが、気軽に日帰りできる所なので、手っ取り早く下車駅数を増やすには、手頃な路線といえる。一日券はないため歩きながらの制覇となるが、駅間距離は1キロ前後と短いので、気合いを入れて歩くほどのことではなく、散歩する感覚でのんびり行けばいい。秋晴れの澄んだ空気が心地よく、絶好の行楽日和りとなりそうだ。



車両の下には何もなく、まるで空を飛んでいるよう

モノレールには、一本のレールにまたがって走る跨座式と、レールにぶら下がる懸垂式の二つのタイプがあり、ここのは懸垂式が採用されている。つまりレールは車両の上にあるわけで、その下はまったくの空間となるため、一見するとまるで空を飛んでいるかのような錯覚に陥る。万一レールから外れた場合、たちまち地面に激突することになるので、そのことを考えると、少しばかり恐怖心が先立つ。まさかそんなことはあるまいが、飛行機に乗っているようでもあり、通常の鉄道では味わえないスリルが体験できる。特に駅を発車する時の、あの空中にふわりと躍り出るような瞬間は何ともいえず、それは線路を持たずに空中を移動できる未来の鉄道を連想させる。おおよそ鉄道らしくない乗り物だが、小まめに駅が設けられているところを見ると、やっぱり鉄道なのだと納得してしまう。そしてそこで乗り降りする人の様子は、当然ながら通常の鉄道と変わらない。



駅の様子は通常の駅と変わらない みつわ台にて

ただ、こういったちょっと変わった乗り物というのは、乗っている分には楽しいけれど、駅めぐりとなると、新しいせいかどこも画一的で風情に欠け、その味気なさは地下鉄に次ぐほどだ。それに隣の駅までは歩いても10分くらいなので、わざわざ切符を買って一駅だけ乗るのもあまりに馬鹿馬鹿しく思えてくる。しかしもうそんなことは百も承知のことなので、今日の駅めぐりに関しては、単に記録的なことにとどめようと割り切っている。毎日こんな駅めぐりが続いては、さすがに嫌気が差すだろうけど、モノレール自体まだそんなにたくさんあるわけではないので、たまにこういう珍しい駅めぐりをしてみるのも、意外と気分転換にはなるのだ。道路の上を走っているので駅間歩きもやりやすく、18駅の制覇など、あっけないくらいに終わってしまった。決して楽しいとは言えなかったけれど、それなりに充実はしていたと思う。少なくとも、一線区制覇できたのは確かな事実なのだから。

 

この日の乗下車駅

千葉都市
   モノレール

・都賀
・千城台
・千城台北
・小倉台
・桜木
・みつわ台
・動物公園
・スポーツセンター
・穴川
・天台
・作草部
・千葉公園
・栄町
・県庁前
・葭川公園
・千葉
・市役所前
・千葉みなと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

11月2日

11月14日