1992年2月12日、花輪線・安比高原駅を皮切りにスタートした駅めぐりの旅は、それから3年8ヵ月後、JR全駅下車達成という形でゴールを迎えたかに見えた。
だが鉄道の駅というのは何もJRば かりにあるのではなく、地下鉄やモノレール、路面電車にも存在することは周知の通り。日本全国の駅の数はざっと9600あまりに及ぶ。
私が降りた駅はそのうちの4600あまりに過ぎず、何のことはない、JR最終下車駅となった因美線の美作河井駅は、ゴールではなく単なる折り返し点に過ぎなかったのだ。
今私は、旅の後半にあたる残り約5000駅の制覇に向けて再び足を踏み出すこととなった。
先は果てしなく長いが、真のゴールをめざして一歩一歩進む毎日である。
いつか必ずゴールインできることを信じて、私は今日も駅を降り続ける。

 
 

 

 
   
   

 


                                      作画・高見ルヰ