No.2 くりりんさん

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平成18年3月18日のダイヤ改正で、寝台特急出雲号が廃止になってしまいます。
そこで、知る人ぞ知る寝台特急好きの私は、ある時思い立ち、 寝台特急出雲号でのぶらり旅に出ることにしました。
しかも、ただ行って帰ってくるだけではつまらないので、 憧れの餘部鉄橋も旅程に組み込みましたw
実は以前から餘部鉄橋には憧れていましたが、近年架け替えの話が出ているとの事。
いつか橋が無くなる前に出雲号で旅に出なければ!と決意しておりましたが、 まさかその出雲号が先に無くなるなんて!! いてもたってもいられなくなったというのも理由の一つ。
また、以前、日本全国乗りつぶしの旅をしている、関口智宏さんの本で 出雲号が餘部鉄橋を渡っているイラストを描かれてるのを、たまたまお見かけしました。 その絵がまた素敵で…w 憧れ度が上がった事は言うまでもありません。
こうなったら、出雲号で餘部鉄橋を渡り、帰りがけに餘部駅で下車し、 橋の写真を撮って帰ってこよう!と更に計画に広がりを持たせ一人で盛り上がり…。
そんなこんなで、出雲号での旅が正式に決定したわけです。
余談ですが、餘部に時間を割いてしまったが為に、出雲市駅滞在時間が15分となってしまいました。。。 でも折角だから全区間乗りたいし…。 うぅ〜、折角出雲に行くのになんかもったいない!!

 

2月某日夜20時頃、東京駅10番線、大勢の帰宅サラリーマンを横目に、出雲号の入線を待つ私。 本当なら、東京駅のホームで早速旅情に浸りたいところだけど、湘南ライナーの乗客が多すぎてそれは許されず。 しかも、実はこの日は仕事だったので、微妙にお疲れモード。 顔が段々ボーっとしてきました。 そして出雲から帰ってきた翌日もまた仕事。 かなりの強行軍です。きっと若いうちにしかできない芸当なんだろう。。。
その後、発車約10分前に出雲号入線。 本当は機関車のヘッドマークを撮影したかったけど、何故か機関車が立ち入り禁止区域に停車し撮影できず…。 仕方が無いので、一番後方の車両のヘッドマークと行き先表示板(サボ)だけ撮影して終わりました。 なんせ10分間なので。時間が足りない!
そうこうしているうちに、待ちに待った発車時間がやってきました。 これから始まる未知の世界への旅に、胸がワクワクしてきます! 女一人旅、行き先は大都市でも流行スポットがある場所でも無い。 山の中の無人駅や雪が降る餘部鉄橋。 ワクワクと不安が交差して不思議な高揚感が私を包みます。 一人で旅に出るとき、いつもこのような感覚に襲われます。でもこれがまた良いのです。
期待と不安を胸に、大いなる旅をしようとしている私を乗せ、出雲は今日も定刻通り東京駅を出発したのでした。。。  


つづく